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食べることは必須であって、愉しみです。

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 97歳の父に大阪の「お好み焼き屋」さんの冷凍お好み焼きをもう送ってもらうように頼んでいます。「お好み焼き」大好きな父ですから。

 いつもは流動食なので、お好み焼きには豚肉やなんやかんや入っっているようで、噛めないだろうと心配になってきました。だったら、ナイフとフォークで小さく切って食べられないかと。さて、ナイフとフォークはあるのかと、電話で聞いたほうがいいと。案の定もっていないとのこと。

 「肉とかは捨ててる。」と言う父に「ナイフとフォークでちいそう切って食べてよ。」と今日燕三条のナイフとフォークと、軽い食感のフィナンシェを送りました。

 まさに陸の孤島の一人部屋にポツンといるだけの日々です。

 せめて、食べることを少しでも愉しんで貰えれば、阪神の試合を見ることだけではない口福も味わってもらいたいと。

 買い物にも連れて行ってもらえずにいる父を思うと、コロナの奴め、いい加減に弱体化してくれと祈るしかありません。私にできるささやかなことをして、電話で話したりするだけの日々です。

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