昨日田舎に住む妹に久々に電話をしました。みんな同じように年齢を重ねていますので、季節の変わり目だし「体調はどう?」という電話です。
元気そうでしたが、妹の連れ合いの仕事である建築関連の重機が盗まれたんよとの話に。必ず使うものだし、結構価格も高いんだと言っていました。それもかなり使っていた年数のたった重機だとも。警察に連絡したそうですが、妹が言うには「その重機の写真も警察が撮っているのに、手が出せないんやて。ドバイとかに持っていってしまわれるらしい。うちのあの古い重機がドバイまで旅行するんやて。」と苦笑いするしかないという感じでした。
盗んだ日本人はつかまったらしくて、「すみません。」と5万円出してきたんよとも。
今どきのコンピューター付きの重機よりも古いタイプが狙われているんだとか。シンプルな扱い方で動く重機を海外に密輸して儲けているグループがいるようです。
昨年私が帰省して、妹の家にお世話になった時に「家の前に止めてる車も鍵をかけてないんや。」とそんなん盗るのはおらんしという妹の連れ合いに「こんな時代やし、田舎でもわからないんやから鍵くらいはかけといたほうがええんちゃう?」と余計な?忠告をしたばかりでした。
工事用の重機も盗まれて海外へ密輸される時代ですか?!
なんでも人のものを盗んで手っ取り早く金儲けしようという怖い時代になりました!
さすがに妹いわく「もうピリピリして車のカギをチェックして回ってはるわ。」と。
納期のある仕事ができなくなるから、ピリピリして当然だと思いながらも。日本のどこでも狙われているかと思うと空恐ろしくて、おちおち歩いてもいられない気分に。
ニューヨークのかっての荒れていたハーレムでのピストルを突き付けられる強盗の話を思い出してしまいましたわ。しばらく忘れていたんですけどね。「絶対に振り向かずに胸のポケットに入れておいたドル札を後ろにいる強盗に渡すんだよ。」と何かで聞いたことがありました。
水戸に連れて行ってもらったときに娘婿殿が話した「自衛隊の若い人が地図を読めなくて大変らしいですよ。スマホじゃだめですか?っていうらしいです。GPSがついてるスマホなんか使えるわけないんですよね。実戦で。」に表れているように、幅広く便利に慣れてしまいすぎているんですね。
自分で学習して、考えるということがどんどん減ってきている感がしていましたけれど、やっぱりそうなのかなと。脳科学者の茂木健一郎氏の「日本病」云々のコメントを読みましたが。私はTwitterをしていませんので、ネットニュースで。テレビ番組や教育分野における”日本病”との表現にはうなづく部分もありました。本当にに残念に思いながら、です。最近見られるテレビ番組がないのも事実ですしね。
脳も盗まれる時代ですか。
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