電車で隣り合わせに座った若いお母さん。抱っこされていた赤ちゃんが私の顔をじ~と見つめているので、思わず「あら、おばあちゃんを見てくれているのね。」と言葉がでてしまいました。
それがきっかけになって、若いお母さんと話すことに。「ベビーカーも大変なんですが、こうして抱っこするのも結構重くて。」そうですよね。今はまだ温度も高くないのでいいとしても、暑い季節に抱っこされているのを見ると「お母さんと赤ちゃん、どれほど熱いことでしょう💦」と心配になるんです。
自転車の前と後ろに幼いお子さんを載せて懸命に走らせているお母さんはよく見かけます。電動自転車も増えましたね。お母さんの負担を減らすのには良いことなんでしょう。電動自転車に乗ったことがないので、快適さを知らないのですけれど。
余談ながら、私が電動じゃない自転車に乗っているのをご覧になった方から「あら、電動じゃないんですね。足腰が丈夫なんですね。」と感心されたことがありまして。言われた私の方が驚いて「電動では運動になりませんから。それでなくても運動不足なもので。」と答えましたが。そんなに驚かれることに逆に驚きました。
小学生の登下校時に、横断歩道の手前と向こう側に黄色い旗をもって立っていらっしゃるのにも「お疲れ様です。」と胸の中で言っている私です。
危険な車の運転が増えているなかです。横断歩道が青信号でも油断ならないのです。「どうかご無事で。子どもたちも事故に巻き込まれませんように。」と願いながらその横を歩いています。
時代が変化しても、それぞれのお母さんがお子さんを育てていらっしゃる光景はさほど変わっていないように思うのです。
十月十日お腹の中で育つ赤ちゃん。その間も大きなお腹を守りながら働いていらっしゃるお母さんもよく見かけます。先日も電車の優先席にたまたま座っていた時(基本的にはあまり座らないように心がけているのですけれど。家にいるときは座っていることが多いので、出かけたときは立っているのも運動だと思って。つり革も持たないで、臍下丹田に力を入れてバランスを保つようにして体幹を鍛えるつもりで。)
ふと、目のまえに立っている女性のバッグに「妊娠しています」マークがついているのが見えて、ぴょんと立ち上がって「どうぞ。」と声を掛けました。気持ちよく座ってもらったので「やっぱり大変ですよね。」と半世紀前の若かりし頃の薄れかけていた思いを振り返った私でした。
私は妊娠中に働いた経験はありませんので、どれほど大変かは想像するのみですが。通勤と仕事と家事だけでも大きな負担だと思いますから。
若いお母さんとお子さんたちが安心してお元気で暮らせますようにと祈るだけの私です。
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