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「心」に寄り添う医師の著書「家族の深淵」

brown tunnel near body of water
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いま中井久夫先生の「家族の深淵」を読み始めています。中井久夫医師が少女である患者に寄り添う場面は目に浮かぶように描かれていて、中井久夫医師の深い洞察力と人間としての優しさと表現していいのでしょうか。柱時計の音や、料理の音が病んだ「心」に響き、脈拍まで連動する人間と向き合う中井先生の身を削るような日々。

「心」とはこんなにも繊細なものなのだと。そして「心」と肉体は切り離せないものなのだと改めて強く思わされます。

見えにくい、つかめない「心」が行動を起こさせるのです。どれほど「心」のありようを大切にしていかなければいけないかを、中井久夫先生は身を呈して書いていらっしゃいます。

読み始めると、私の全てが停止した静寂に包まれるのです。

読み終えるまで多分私の持っている言葉からはみつからないでしょう。読み終わっても私ではとうてい到達し得ない領域なんだろうと、今思っています。

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