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Italy オペラを見る前に出会った女性たち

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 昨日出かけた都内の会館。夏日のような天気予報に恐れをなして早く出かけたので、オペラの開場までが長かったことでした。長いといえば、昨日のItalyの 「パレルモ・マッシモ劇場」のオペラ、初心者ゆえに「椿姫」のチケットを逡巡しながらGetしたのは2月の半ばでした。

 たまたま届いた楽天のメールを開いたら「オペラ」のチケット販売。まず「Italy」の文字が飛び込んできたのが発端でした。私の大好きな国・Italyがね! ちょうど4か月前のこと。まだ寒い2月で「6月なんてまだまだ先だわね。」と思ったものでした。それと97歳(当時)の父が元気でいてくれるかしら?と人間の予測不可能領域なのも気になるところではありましたしね。

 オペラの開場を待つ間にランチをいただいたレストランの行列で、四国からみえていた一人旅の女性とお会いして美術鑑賞の彼女との話も多岐にわたり楽しい時間でしたが。次回に。

 待っているホールで日本に37年住むというウクライナ人の女性が「手作りアクセサリー」のコーナーを開いてらしたんです。はじめは「リトアニア」の手作りブラウス(刺繡がきれいなコットン素材)が目に止まり、次に真珠や天然石を使ったアクセサリーが2千円とかの価格で!

 「女性は光るものが好き」の言葉どおり、「宝石箱」のようでした。

 「どこのお国ですか?」と金髪の大柄な女性に問いかけましたら「ウクライナです。もう日本に37年住んでいます。」と返ってきたので、それも驚きでした。戦禍にあるウクライナ。ウクライナ人の女性との会話で「家族は。。今アメリカにいますよ。私は日本好きですよ。」との言葉に「日本を好きと言ってくださって、ありがとうございます。」と私。「早く平和が戻ることを願っています。」と彼女に伝えました。それが精いっぱいでしたね。

 それとともに、私の感覚からすると遠い異国の地で生きてきた彼女の逞しさも感じました。いつも私だったら?と置き換えて考えてしまう習性が身についてしまっているのです。

 その宝石箱の横でレジを担当してらした同年配と思しき日本人女性とも話していると、彼女の口から「関西出身ですよ。」と。話していくうちに関西にお住まいのお姉さんが亡くなったお母さんの指輪などを「出張買取り」の人にとても安く売ってしまったのよと彼女。「もっとないですか?」とその出張買取の男性に言われたお姉さんは「ちょっと待ってね。」と2階へあがられたそうでして。

 なんと!その直後にお姉さん宅に泥棒がはいったんだとか。それも2階が特に荒らされていたんだそうです。どうも臭うではないですか?!出張買取りの人がすべてとは言えませんけれど、家の中に入れてしまった知らない人・お金と結んでいくと。。。

 怖いですねえ!!  

 昔はね、富山の置き薬なんてものが重宝されていて、どこの家にもあったという人間不信とは程遠いシステムに助けられていたものでした。

 今は「人を見たら泥棒と思え」の時代に堕ちにけり、ですか。人と話すということは「生」の言葉で情報を得るということなんだと実感。フェイクニュースではなく、ね。

 江戸時代の井戸端でのおかみさんのお喋りの様子がふっと浮かびましたわ。「鬼平犯科帳」にはよく出てくる場面ですから。

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