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知人宅への手土産から連想した政治家の話

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 昨日久しぶりに近所に住んでいらっしゃる年長の女性から「お茶しましょう」とのお誘いの電話。

 ご主人が急に亡くなられてからもう数年。年明けの買い物帰りにお見掛けした時、少しうなだれた様子でお一人で歩いていらして。声を掛けられなく、気になっていましたので私から数日前にお電話してお話したばかりでした。

 伺うときはお茶菓子を持参して行くのです。どうも手ぶらでは行けないという気持ちになってしまうのです。ですが、いつも「何も持たないで来てちょうだい。」と言われてもいます。

 私の言い訳は「田舎の古い人間ですので、どうしても。。」と。

 そういう私ですが、連れ合いの会社在籍の折りに上司にお中元、お歳暮は一切送ったことがありません。「いらない。」と連れ合いの一言で。信念があっての言葉だったかは定かではないのですけれど。

 かっこよく言えば「仕事で成果をだせばいい」と思っていたのか?戦争未亡人のお義母さんの苦労を見て育って、県立高校も戦争遺児の奨学金で卒業後に返済をしたと聞いていますので。お金の苦労が沁みついているからなのかしらと勝手に想像するのみでした。

 さて、日本の風習ですよね。お中元にお歳暮。スーパーの店頭で今も時期になると並んでいます。

 今政治家の裏金だ、なんだと議論が沸騰中です。私自身一度だけ、数十年前に自宅でのお茶に誘ってくれていた女性から「食事に誘われているから一緒にどう?」と行ったのが選挙中だった地元の立候補者の催しだったので驚いた経験があります。この地に住んでからの話です。

 「こういうことなんだわね。選挙にお金がかかるとかって。」と若かりし私は思いながら、その女性の手前「帰るわ!」と気色ばむのもできず、食べたのを忘れることはありません。その立候補者の名前は憶えていませんが。

 別の近所の知り合いの女性は選挙中「ウグイス嬢の日当は高いのよ。」と自慢げに話していらしたのでした。

 私が昨日のお茶のお誘いに家にあった「佃煮」を持参して行きましたら「一人だからお話ができるのが嬉しいのよ。古い人間なのは重々わかっているけど、本当に何ももってこないでね。」と何度目かの釘をさされてしまいました。

 自分が放った言葉に自ら「はっ!」と気づきも生じたのです。私が昭和の田舎の人間なのは変わることがないのはご承知の通りです。

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