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挨拶はしたいよな❗と97歳がぼやく年明け

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元旦は娘夫婦が来て、黒豆・紅白なます・チーズブラックペッパーかまぼこ風・菜の花の塩漬けでお屠蘇を頂きまして、焼肉に。アルコールもビール・スパークリングワインへ移行しまして。

私はスパークリングワインを少し。話が盛り上がっている間に洗い物をして。。

「カラオケを予約しておいたからね♪」と事前に娘が言っていまして。🔥を通した「牛すじ煮込み」を持参してきたお鍋にギリギリ一杯入れて。あれやこれや持たせる物があって大荷物に。

歩いて行けるカラオケ店まで私の自転車の前と後ろのかごに持って帰ってもらう物を載せて、お天道様の恵みの中を歩きまして。

アマチュアドラマーの娘の連れあいは12月もライブをやったようで。さすがに音楽に詳しいので合間に聞く話もおもしろい。音楽はジャンルを問わず大好きなのですこぶる楽しい時間を過ごしました。

暗くなって帰宅後、気になっていた父に電話📱

元旦の朝、施設の食堂のいつもの椅子に腰掛けて向かい側の男性に「あけましておめでとうございます。」と声をかけたそうです。父が。「ええ👂!」と聞こえない様子に「ああ、耳が遠いんやな。」ともっと大きな声で言ったとか。「ああ、おめでとうございます。もう94歳ですわ。」と数え年で考える世代ならではの答えが。父は「98歳です。」と。年に1回なんやからせめて年賀のあいさつだけはなあと父。

「じゃあ、ほかのひとは?」とたずねた私。「女の人はなあ、何にも言わんと椅子に座ってうつむいて。寝てるんかと思うたら、寝てはない。せやけど、何にも言わん。」と。

「わびしいでぇ。」と父。「せやなあ。ほんまにわびしいなあ。」と言いながら私の心の中がうづきました。申し訳ない。わびしい元旦の朝を迎える全国のお年を召した方がどれほどおられるのかと。

ひとしきり父と話すことだけが、私にできることでした。せめてもの。

「コロナでなあ。だあれも施設にはいってこれんしなあ。外に出ることもあかん言うて、きびしいしなあ。」

コロナウイルスの罪状は重くするべきだと思います。早く裁いてくださいな。どなたか?!

私にできることは、明るく元気な声で話しながら父の話に耳を傾けることだけ。ごめんな。お父ちゃん。野球が始まるまで待っててや。今度は娘と顔を見せに帰るから。こないだも施設の人に「手短かにしてください!」と言われて5分もあったかどうかやったから。

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