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「心」からふるい落としたい「積年の垢」

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 映画「グリーンブック」を見ました。映画と言っても、テレビ東京で放映していたのを連れ合いが録画していたのです。昨日から連れ合いは見ていたのですが、私はパソコンに向かって英語のレッスンをしながらチラっと「何の映画なの?」と見ては英語のレッスに戻るという風でした。 テレビでは3時間超えのものだったようで(CMがはいりますものね。)2日にまたがって、見ていました。本来の映画は2時間10分のようです。

 なので今朝「この映画は何の話なの?」と見ている連れ合いに聴いたところ「実話らしいんだよ。」との返事でほとんど最終の部分を見てしまいました。私は。

 終わってから検索したら、なんとまだ新しい映画だったんですね。2018年だなんて?!

 映画の舞台は1962年のアメリカ。アメリカ南部ではレストランもなにも黒人と白人の同席が州法で規制されていた時代のこと。とはいえ、まだまだ現代も色濃く残って報道されていますからねえ。根深いんですよねえ。

 黄色人種である私も「colored」として差別の対象にされる人種なのです。日本で生活していると差別される感覚を感じずに過ごしていますが。戦前アメリカに移り住んだ日本人の方たちの第二次大戦の折の日系人収容所のドキュメンタリーの過酷さには「よくぞ、こんな環境の中ここまで生き延びてこられた!」と胸に熱いものがこみあげてきました。

 南米に渡られた日本人の辛抱強さ、勤勉さにも頭の下がる思いがしましたし。自分を恥じ入るばかりの気持ちになります。移住をされた日本人もアフリカ系の人たちもひたすら差別や困難に立ち向かっていく精神力の強さには通ずるものがあると思っています。

 ぬるま湯のような同じ人種のなかで、いじめたり村八分にしたりとあさましいことをしているのは悲しく、情けない気持ちになります。が人間ってこんなにも厄介なものも持ち合わせているんだと自覚させられもします。

 フランス映画の「最強の二人」を見たときにも感じたことですが、真の意味で心が通い合うということは肌の色には関係がないのはもちろんなのです。心には「色」がついていないのですから。

 いじめたり、非道なことをする人は「こころ」に変な色がついてしまっているのかもしれません。無垢な真っ白な状態で生まれてきたのに。

 何十年と生きていくなかでいつまでも「真っ白な無垢の状態」でいられるはずもないことはわかるのですが、できるだけ変な色をつけないように生きていきたいものだと強く思います。

 それにはいろいろな「学び」が必要なんでしょうね。私は「心」が震えるような感動を与えてもらえる映画や音楽が好きです。「心」が震えると生きてきたなかで知らずしらずについてしまった「垢」のような不純物が少しでもふるい落とされるのかしらなどと奇想天外なことを考えてしまいましたわ。今^_^

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