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「痛くない死に方」という映画

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 もうだいぶん前に「おいしい生活」というコピーがありましたよね。上手い表現です、さすが糸井重里さん!「おいしい生活」には私はご縁がなかったですが。

 それから歳を重ねて「痛くない死に方」に思いを重ねるようになってきたんですよね。なんだかアッというまにここまで来てしまった感じなんですから、私の日々はこんなに飛ぶがごとくに軽いものだったのかしらん?!

  速すぎますよ!と叫べど、戻らない月日。当り前のことを今更ねえ(^_^;)

 痛いのは嫌いなので、「痛くない死に方」は望むところなんです。

 まだ映画を見ていないのですが、話の展開はざっくりと拝見しました。日本人は「死」を忌み嫌う文化があるとかないとか?まあ私が40歳代の頃連れ合いに「死」について話をしようとしたら「縁起でもないことを言うなよな!」と恐い顔でさえぎられて以来しばらくは触れないようにしていました。それでいてお墓は必要だと考えている連れ合いだったので、私は一切不要論者だったものですから墓地のチラシがはいってくると「はい。日当たり良好。見晴らし良しやて。すごいやん。だれが見晴らすんやろ。日当たりがいいゆうたってなあ、誰がひなたぼっこするんやろなあ。」と連れ合いにチラシを渡しながら言うてましたわ。そんなことをさりげなく続けているうちに少しづつ連れ合いも笑ってしまうようになってきて、今ではお墓がいるとは言わなくなっています。

 実際のところ「お墓」を持つということは「お墓」を守る人がいなくては成り立たないことですので、大変なことだと私は思っています。

 また横道にそれてしまいましたが、お墓以前に「ご臨終」の状態になるまでできるだけ痛くないのが願いです。それも欲を言えば認知症にもなるべくならならずに、迷惑をかけないで逝きたいものだと。欲が深すぎます?!

 ぽっくり寺詣でをしないといけませんね。よくよくお願いをしてお賽銭もはずんでね。

 話が寄り道しますが、昨日のスマホの記事欄を読んでいたら「パチプロ田山幸憲氏」の話を現在72歳の末井昭氏が語っておられるのに目がとまってしまいました。「東大中退のパチプロ田山幸憲氏」に最初に会ったときの「パチプロ田山氏」の「パチプロになんかなるものじゃないですよ!」との第一声に驚いたと末井昭氏。パチプロの先入観をくつがえされてしまったと。田山幸憲氏はパチンコで1日6~7千円儲けて仲間とお酒を呑んで千円残るぐらいがいいという暮らし方をしていらしたそうですお母さんと二人暮らしでいらしたともありました。「パチプロ日記」を田山幸憲氏に書いてもらうように頼み込み、雑誌を創刊して意外なほどの部数を売り上げていった末井昭氏に「悪徳業者」とあだ名をつけたというくらいお金に執着しない生き方に徹していらしたようです。ですが真面目に正直な文章に田山幸憲氏のファンも増えていったようでした。パチンコに全く縁のない私も「田山幸憲氏」に生前お会いしたかったなあと、写真も拝見しながら思ってしまったのです。

 どんな経緯で東大を中退してパチプロになられたのか、著書を読めば少しは書いていらっしゃるかもしれないですが。

 舌がんに侵されて大変な手術をされて、また再発という壮絶な54年の生涯を知りまして、パチンコと関係なく人の生きかたに、また人生のしまい方に今更ながらこんな方がいらしたんだと心に残る話でした。

 息子さんの訃報を末井昭氏に電話で知らせてこられた田山氏のお母さんの声がしっかりとされていたというくだりも、私は出来の悪い母としてなんだか田山氏のお母さんの生きる姿勢が垣間見える気がしてなりませんでした。

 「生」を受けて「死」へと脈々と続いていく生きとし生けるものの宿命。

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